本格的な家庭用水耕栽培装置について少し考えてみる
水耕栽培はお手軽ですがポイントを押さえて環境整備や育成をしないとまともに植物が育ちません
今回は水耕栽培のユニット作成について注目してみます
目次
ユニット構成
現在我が家で稼働している水耕栽培ユニットは2つのエリアに分かれています
一つは真ん中のAmazonで購入した育成ライト*3連のエリア、もう一つは上段のアリエクで購入した大型の育成ライト(紫)のエリアです
(最下段は多肉植物のエリアです)
エアレーション
それぞれの育成容器に鑑賞魚用のエアポンプで根に酸素を送るためのエアレーションが装備してあります
チューブの先は中くらいの大きさのストーンを取り付けています
容器
容器はなるべく光を通さない丈夫なものが好ましいです
理由として、容器が光を通してしまうと培地に藻が大量発生しお目当ての植物の育成にかなりの悪影響が生じること、丈夫でないと水圧などの力に耐えられず培地が漏れ出してしまい、漏水などの危険があるためです
私はナフコで購入した適当な大きさのコンテナボックスに、光を通さない発泡スチロールの板を容器の大きさに切ってからホルソーで穴をあけ、そこに栽培用ポットをはめ込む運用にしています(ちょうど植え付け前の写真が撮れました)
発泡スチロールにホルソーで穴をあける際はかなりのごみが発生し、そこら中に静電気でくっついてしまうので気を付けましょう
ライト
栽培用ライトは薄型の吊り下げられるもの、光量の強いものが好ましいです
我が家で運用している紫と白昼色のライトの違いは光のスペクトルの差です
白昼色のライトはインテリアをあまり邪魔しませんし、カーテンの隙間から漏れ出る光で近所の住人から顰蹙を買うかもしれないという不安も抱きにくいです
その代わり、植物の育成は普通くらいです
一方紫ライトのほうは植物の育成に適したスペクトルの光を照射してくれるので植物の育成がかなり好調です
ただ夜間運用はあまりお勧めしません、仰々しいです
日照時間
そして植物の育成とは切っても切り離せない日照時間です
栽培ライトは太陽と比較するとエネルギーが弱く、6~9時間ほどの照射ではかなり微妙な育成結果でした
日照時間でトウ立ちする植物などはすぐにトウ立ちしてしまい、収穫量もいまいちでした
逆に24時間照射してしまうと葉焼けなどの障害を起こしてしまいました
色々日照時間を変化させ試してみたところ、15時間の日照時間がベストでした
私は朝6時から夜の9時まで毎日照射していますが、収穫量もまずまずで葉焼けやトウ立ちなどの不具合も起きにくいです
ライト自体の光量が強すぎると感じた場合は遮光ネットなどで調整しましょう、ダイソーの50%遮光ネットがおすすめです
肥料
肥料はハイポニカ2液を水耕栽培用に希釈していれば問題はないと思います
温度や湿度
また、湿度や温度はエアコンや除湿器などで調整しても適性の範囲内であればあまり育成に顕著な相関は生まれないように感じました
抑えるべきポイントまとめ
私の経験ではエアレーション、肥料、光量、日照時間さえ意識していれば水耕栽培で失敗することはありませんでした
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