家庭用循環式水耕栽培装置を作ってみた
目次
循環式とは
家庭用水耕栽培をやっているうちに、栽培ユニットの内部に"藻"が生えてしまって栽培中の植物が枯れてしまうことが多々ありました。
一回生えてしまうと何回も頻繁に水が抹茶色になってしまい、清掃も結構面倒くさいので肥料が混ざった水を”循環させて”与えることによって解決していこうと思います。
制作方法、手順
アイリスオーヤマの蓋付き積み重ねBOXを加工していく。(光を通しにくい蓋付きのものが好ましい)
まずは蓋に育成ポット用の穴をホルソーで空けていく。
蓋の上に育成ポットを逆さまに載せて位置決めをし、穴を空ける。
循環水(注水)のチューブが通る大きさの穴を蓋の端に二か所空ける。
育成ポットを蓋にはめ込み、ボックスに蓋をする。
先ほど開けた注水側の穴のうち一つの真下に同じ径の穴を空ける。
ポットが干渉しない位置に、排水用のパイプが通る穴を空ける。
排水パイプの高さを慎重に決め(ポットの底が少しつくかつかないか程度の高さまで水面を下げる)水中用パテで固定する。
注水チューブは、下端は長めに残しておき、上端は蓋の穴二つに通して、水中に潜る程度の長さで位置を決めパテで固定する。
パテが硬化するまで待つ。
硬化が終わったら組み立てる
硬化を待つ間にポンプの動作確認を水中で行っておく。
栽培ユニットを棚の上にのせた後、ポンプをタンクの中に入れてチューブをポンプに接続する。この時、チューブはかなり接続しにくいので注意。
チューブのBOXとパテで合体する部分をポンプの接続口と同じ径のパイプにしたほうがやりやすい。
完成
育苗器で育ち切ってしまったケールが乗っていますがこんな感じです。
まとめ
作っている途中で写真を撮るのを忘れてしまって画像が少なく、わかりにくくなってしまいましたがこのような感じです。
次回以降はこの栽培装置を自動化していこうと思います。
おまけ
冬で部屋の温度が低かったので、とりあえずで段ボールの囲いを作ってかぶせました。
中は20ー26度くらいで安定しており、いい感じです
水温調整のために、亀用水中ヒーターも取り付けています。
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